導入事例・コラム・レポート
ホーム > 導入事例・コラム・レポート > セミナーレポート・コラム > 開発者に聞く、「The Amoeba(ザ・アメーバ)」の真価

開発者に聞く、「The Amoeba(ザ・アメーバ)」の真価

Seminar Report / Column

Q:「The Amoeba」が導入されることによって、経営にはどのような効果がもたらされますか?

photo

「The Amoeba」の導入により、現場で発生した情報がタイムリーにフィードバックされるため、経営トップは現場の隅々まで把握することができます。また、採算表(管理会計)に表れる数字は財務会計と整合性がとれているため、現場のリーダーにもわかりやい採算表上の数字を元にコミュニケーションがとれ部門で抱えている課題解決が早まります。
リーダーの育成という効果も期待できます。部門別採算によって、各事業を担当するリーダーの責任と成果も明確になりますから、彼らの数字に対する意識と採算改善への意思が強くなることは間違いないでしょう。例えば製造部門を担当するリーダーなら、従来のKPI は製造原価であり、その低減に専心していたかもしれません。しかし採算を改善するには、あわせて売上増も目指し、製品の性能・価格・品質などを総合的に考えるようになります。そして自身の判断に基づく目標を立案し、その達成に向け部下に説明し、行動を促すべくリーダーシップを発揮することで、経営能力が高まっていくわけです。
一般の社員にとっても、全社の業績に対する所属部門の貢献度、ひいては「自分がどれだけ稼いだか」を認識できるようになります。経営幹部と同じく、採算改善への気持ちも強くなり、組織内のコミュニケーションも活性化するでしょう。例えば、製造部門と営業部門の社員が受注獲得という共通の目標に向かって顧客への見積価格を話し合ったり、営業活動に製造の技術者が同行するようになったり、部門間連携がより密接なものに変化していくと思います。
このように、「人」の意識と行動の変化を促す情報を、高い精度で、タイムリーかつスピーディに提供するためのシステムとして、「The Amoeba」は、お役立ていただけると確信しています。

Q:日本航空様の再建では「The Amoeba」が大きな威力を発揮したと伺いました。具体的にどのような貢献をされたのでしょうか。

photo

2010年1月より、経営破綻された日本航空様の経営再建には京セラの稲盛和夫名誉会長が会長としてその任に当たられました。稲盛会長は、フィロソフィの浸透と部門別採算制度の導入による経営再建を指揮されました。そして弊社は部門別採算制度の導入に取り組むことになりました。そのためには組織改革と並行してスピーディに経営数字を把握できる仕組みの構築が不可欠であり、そこで「The Amoeba」の導入が必要になったのです。
当時、日本航空様の経営数字は、四半期ごとの財務数字、あるいは月次でも1カ月程度の遅れで経営数字を纏めておられました。また、日本航空様の既存のシステムでは、部門別に管理する概念がありませんでした。そこで、「The Amoeba」の一部をカスタマイズし、日本航空様の既存システムと連携させ、各部門の収入や協力対価、日々の経費を日報としてフィードバックしたり、従来の路線別にとどまらず便別の粗利までが分かるようにしました。
運航・客室・空港・整備といった部門には外部から直接得る収入がないため、1便あたりのコストをベースに単価を設定し、運航諸元情報に応じて、各便が飛んだときに収入を計上する協力対価の仕組みにしました。こうしたシステムを構築することで、部門別採算を運営するための環境を整えました。
「The Amoeba」の活用によって日々の数字はもとより、1便あたりの採算まで明らかとなり、利益に反するロスの発生源も即座に見つかるようになりました。1便あたりの収支を翌日に算出できるシステムに加え、すべての部門の月別収支を細かく見られるようになったことで、多くの社員が利益について考えるようになり、創意工夫で結果を出すようになっていきました。1便ごとの収支が見えるので、どうすれば満席にできて収支を向上させられるか、常に考えるようになっています。便別の利用客数に応じ使用機材を通常より小型の機種に変更するなど、さまざまなコスト削減策が実行可能となり、一気に全社の採算が改善していったのです。

Q:「The Amoeba」を導入された企業で、経営が改善された事例はありますか?

例えば、ある製造業の企業様では、生産管理のシステムに組み込まれた原材料の自動発注機能が欠品防止を優先して働いてしまい、余剰で発注されていました。そこで「The Amoeba」を導入することにより、製品の販売・出荷とともに原材料購入も日次集計することができ、原材料在庫の余剰を迅速に察知し、無駄な発注を抑え、採算を改善した例があります。
また、経理部門の例では、従来月末に集中していた集計作業が、「The Amoeba」導入後に平準化されたうえ、月次の決算も短時間でまとまるといった効果を評価する声もお聞きしています。
こうした改善ができるのは、課題が早く見つかり、早く手が打てるという「The Amoeba」導入のメリットにあります。PDCA サイクルを日次で回すことができるため経営改善が図られるというのは 「The Amoeba」ならではといえ、経営への貢献度が高いと思います。
自社の既存システムでアメーバ経営を実践されている企業様もいらっしゃいますが、「The Amoeba」をお使いいただくメリットは、より信頼性の高い、詳細な数字をタイムリーに提供できる点にあります。アメーバ経営のルールに基づいて経営の実態を表す採算の数字が日々管理され、見たいときに必要な情報が全て揃っている環境を自社システムで効率よく実現するのは、必ずしも容易でないでしょう。「The Amoeba」をご活用いただくことで、アメーバ経営の真価を最大限に享受していただくことができると思います。


部門別に集計した実績の確認画面。組織ごとに予実採算表も確認できる。

Q:アメーバ経営を導入していない企業での活用は可能でしょうか

photo

アメーバ経営を導入していなくても「The Amoeba」は活用できます。実は弊社のお客様でアメーバ経営を導入されていないのですが、「The Amoeba」をフルパッケージで活用されている企業様がおられます。大手自動車メーカーの部品メーカーの企業様なのですが、「The Amoeba」を活用し社内データを一本化、オペレーションの精度が向上し、お客様での不良を大幅に削減されました。
近年、情報システムには業務の合理化だけでなく、ビッグデータを活用した売上拡大などの戦略的な機能も求められていると思います。それも非常に重要ですが、「The Amoeba」は自社のビジネスフローを整備し、各部門の役割責任を明確にしたうえで、活動成果を正確かつタイムリーにフィードバックします。そうすることで従業員自らが所属部門の課題を見つけ採算改善に取り組むチャレンジをサポートするのです。
いいかえれば「人」を中心に置くアメーバ経営をITで支援するわけですが、自分たちの仕事の成果を正しく把握し改善につなげることは、どんな経営スタイルであれ重要に違いありません。業務の表面的な効率アップよりも、信頼性あるデータに基づいて経営改善を目指す企業には、必ずお役に立つシステムです。新たな情報システムをお考えの際は、ぜひ 「The Amoeba」をご検討いただければと思います。


※部署・役職などは掲載当時のものであり、現在のものとは異なる場合があります

| 1 | 2 |

よくある質問もっと詳しく知りたい製品・サービス